【第1話】子供は、私物でないと「支配」を手放した
2026/02/26
それは、私が子育ての「正解」を見失い、暗闇の中でもがいていた時期のことでした。
当時の我が家は、まさに戦場!
4歳、2歳、1歳。
まだ幼い三人の子供たちを抱え、息をつく暇もない。毎日と、おまけに周囲は夫の身内ばかりという環境で、私は常に「ちゃんとした母親だと思われなければ」
「子供たちを良い子に育てなければ」という、見えないプレッシャーに押し潰されそうになっていました。
心の余裕は、1ミリも残っていませんでした。
息子が親を想って、慣れない手つきでご飯を作ろうとしてくれたり、お手伝いをしてくれたりしても、私の口から出るのは感謝ではなく、鋭い拒絶の言葉でした。
「余計なことしないで!」
後片付けが、増えることへの苛立ち。自分のペースを乱されることへの不安。
私は、子供という尊い存在を、いつの間にか自分の感情でコントロールする「私物」のように扱ってしまっていたのです。
そんなある日に、テレビから流れてきたニュースが、私の魂を激しく揺さぶりました。
映し出された容疑者の名前は、私の息子と「同じ名前」でした。
かつては学級委員も務めていたというその青年。しかし画面に映る彼は、かつての面影など想像もできないほど、負のオーラを纏った変わり果てた姿でした。
「環境ひとつで、人はここまで歪んでしまうのか……」
逃げ場のない恐怖が、私を襲いました。このままの私の波動で、この子たちを育て続けたら、いつかこの子たちを「あちら側」へ連れて行ってしまうのではないか。
その恐怖を決定づけたのは、当時3歳だった息子の言葉でした。
通っていた幼稚園がどうしても合わず、「幼稚園を代わりたい」と訴えてきた息子が、ポツリとこう言ったのです。
「お母さん、いっぱいお金を使わせてごめんなさい……」
わずか3歳の子に、親の顔色を伺わせ、お金の心配までさせていた。
その瞬間、私のプライドは音を立てて崩れ去りました。
「いい子に育てなきゃ」と締め付けていたのは、私自身の身勝手なエゴだった。
私はこの子の母親失格だ。でも、このままではいけない。
震える手で、私は新しい幼稚園の門を叩きました。
そこが、私の人生を180度変える「運命の場所」になるとも知らずに。
(第2話へつづく)
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